テレビのアンテナケーブルの端子がいつの間にかユルユルになっていたので、端子の付け替えと、ケーブル長さの調節をしました。
アンテナケーブルとは
テレビとアンテナの壁面端子を接続するケーブルで、同軸ケーブルとも呼ばれます。太さや材質などの規格があるのですが、自宅で使用していたものは、上の写真のような両端のコネクターがプッシュ型のストレート形状のものでした。ケーブル太さが6mmだったので、4c(ケーブル内の絶縁体の直径が4mm)と呼ばれるもののようです。
コネクターの形状には、プッシュ型とF型があり、プッシュ型は押し込むだけなのに対し、F型はネジ式になります。プッシュ型は取れやすい反面、壁面やテレビ側の形状に依らずに使用可能です。F型はネジで締めるので外れにくい反面、壁面やテレビ側の端子もF型に対応している必要があります。また、コネクター部の形状としてストレートとL型があり、取り付け部の形状に合わせて選択する必要があります。
今回、自宅で使用していたプッシュ型コネクターの金具が開いてしまいユルユルになってしまっていました。狭いスペースでストレート型のコネクターを無理やり挿していたためのようです。
我が家の配線部の形状からすると、理想は両端L型形状のF型コネクターなのですが、ネットでは手頃なものが見つかリませんでした。なのでDIYでコネクターを付け替えます。ケーブル自体はまだ使えるので勿体無いですしね。付け替え作業の要件は以下になります。
- コネクターをプッシュ型からF型に変更
- コネクターをストレートからL型に変更
- ケーブルが長すぎて取り回しが大変なので、適度な長さに短縮
材料と工具
材料
・アンテナケーブル(MASPRO S4CFB(SC)) – 家にあったやつ
・F型コネクター(FP4A)x 2
・F型コネクター式L型アダプター(FF-LA)x 2
工具
・ペンチ(ケーブルの切断とかしめ)
・ニッパー(メッシュの処理)
・電工ナイフ(被覆の除去 カッターでもOK)
作業
カットと被覆除去
まずは不要になるコネクター部をペンチでカットします。
カット後の断面中央に見えるのが芯線で、その外側に白い絶縁体、アルミ箔と編組(メッシュの線)、シース(外被)の構造となっています。次はシースを剥いでいきます。
コネクターのナット部分の高さ+2mm程度の長さで一番外側のシースをナイフで剥きます。(ここの長さは後で調整できるので、少し長いくらいでOK)
編組(メッシュ)の処理
次に、出てきた編組(メッシュ線)を開いて、シースに沿ってニッパーで切り落とします。
絶縁体除去
今度は、コネクターの差し込み部に合わせて(画像参照)、内側のアルミ箔と絶縁体を取り除きます。ナイフを使って慎重に、中央にある芯線を傷つけないように切り込みを入れて引き抜きます。
コネクター圧着
いよいよコネクターを差し込みますが、付属のかしめリングを先に通してからコネクターを差し込みます。アルミ箔と編組の間に、コネクターの差し込み部を挿入していきます。アルミ箔が引っかかりますので、アルミ箔が巻いてある方向に回転させながらやると入りやすいです。
コネクターが入ったら、ペンチでリングをかしめて完了です。
最後に、芯線をコネクタ端から2mmくらいの位置で切り取ります。この時斜めに切ると、使用時にコネクターを差し込みやすいです。
これでF型コネクターの接続は完了です。L型アダプターもつけてしまいましょう。
芯線が正しくアダプター側の穴に入るように確認しながら接続します。ここで芯線が正しく穴に入らず、中で折れ曲がってしまうと内部でショートしてしまう危険があります。
これで片側のコネクターが完成しました。反対側も同じように処理しますが、この時にケーブルを好きな長さで切断して、反対側のコネクタを接続します。
これで、両端がL型形状のF型コネクターで、好きなケーブル長のアンテナケーブルが手に入りました!
延長する場合
ちなみに、ケーブルの長さが足りない場合は、中継コネクタを使用すれば継ぎ足すことができます。ただ、ケーブルの規格毎に最大長さの目安があるので、そちらも参考にしてみてください。
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